一人で悩まないで!

仕事の中にトラブルはつきもの

看護師を悩ませる問題

看護師たちの悩みの種には、主に患者と同僚の人間関係一番関わってきます。

基本的にいつも対応する相手は不調を訴える方なので、すべての行動を慎重に行わなければなりません。病気の兆候などを見逃しドクターへの報告が遅れると、患者の絶命など重大なミスに繋がってしまいます。また、患者はいつ看護師を呼ぶか分からないので常に準備しておく必要があります。容体の急変は、日中であろうが夜中であろうが待ってはくれません。患者に呼ばれて病室へ行ったとしても、容体の急変ではなく単に暇つぶしであったりストレス解消目的のケースもあります。理由はどうであれ呼ばれれば駆けつけなければいけないし、不用意な対応は親族からのクレームにもなるので対応が難しいものです。病気を抱える患者の心情を察することができれば、多少のわがままもお客様だと思うことで良い対応ができるようになるでしょう。

また、更なる人間関係の悩みに、女性の多い職場ならではのものもあります。女性は派閥をつくりがちな部分があり、差別的な雰囲気から人間関係が崩れてしまう場合が多々あります。人間関係を意識し過ぎるのではなく、仕事で結果を残すことを重視できたら、働きやすくなるでしょう。しかし、簡単にそうできるわけでもないので、信頼できる方に積極的に相談をすることが大切です。なんでも一人で抱えてはいけません。皆、誰もが悩みながら懸命に生きているものです。気持ちがわかる人に助けを求めれば、きっと手を差し伸べてくれるはずです。